🌸Megのゆるっとクリスチャンライフ🌸

教会のメッセージやクリスチャングッズのレポートをお伝えするブログです♥️

修道院での修行、1日目

こんにちは。Megです。

以前このブログでもご紹介しましたが、わたしは時折黙想者用の修道院に行って泊まり込んで修行をすることにしています。前回は2020年の11月でしたが今回また、2021年7月にお泊りしてきました。

ここでは日を追って出会った出来事や気づき、祈りを紹介したいと思います。

 

では、おつきあいください。

 

修道院1日目

 

最初のオリエンテーションの3時間前にチェックイン。お部屋を選ばせてもらえるので、2階のはじっこにしました。汗だくだったので早速シャワーを浴びました。シャワーと洗面所、トイレは各部屋についています。暇だったので部屋にかけてある十字架を見やり、縫いものと書きものをしました。でもハッとします。何かを「する」ことに、自分はとらわれていないか、と。この静かな時は、ゆっくりして、心と体と魂を休ませるためにあるのではないか、と。

 

聖堂をふらふらしたり、リアルすぎる蛇を踏んでいるマリア様をガン見したりしながら、最初のオリエンテーションの時間になりました。近所の教会の信徒さんで受付をしている人が、生活上のことを教えてくれます。すごく上品に「お水は食堂にございますので、すぐにおわかりになるかと思います。」とかおっしゃっていたのに、庭に出るときは虫に気を付けてね。っていうお話の時に「今年すごい蚊がでかいんですよ。」って言ってて素が出ちゃうくらいでかいんだな。こわっ。って思いました。

 

神父さんが面接室でみんなの顔と名前を覚えたいって待機しています。と聞き、さっそく向かいます。小柄でぽっちゃりしたかわいい神父さんは、実ははじめましてではありません。カトリックの司祭さんだけど、聖公会の召命黙想会をこの修道院でおこなったときに、講話をしてくださいました。面接では「あなたがその道に進みたいのは、わかるヨ」と励ましてくださいました。当時高校生だったな。

名乗ると、「ああ、Meg。ね?」。「ね?」の癒される破壊力すごいです。あと「~なんだヨ」も癒される。

そのあと夕食をいただきました。メニューは、白身の焼き魚、なすとトマトときゅうりの漬物サラダ、もやしと人参、ピーマン、きのこの炒め物、白いごはん、じゃがいもと玉ねぎのお味噌汁に、パインです。わたしはお野菜があまり得意ではなく、しばらく固まっていたのですが、神父さんが「これぼく食べないヨ。あげる」と、なすとトマトときゅうりのサラダをくれたので夕食がハードモードになりました。おなか一杯…ちょっと残しちゃった。ごめんなさい。

そのあと、神父さんからのオリエンテーションがありました。

今回の黙想では、マルコ福音書詩編からヒントをもらうそうです。

聖書は必須なので、講話室に聖書を持ってこなかったら入らせてあげないヨなんておっしゃっていました。気を付けよう。

 

聖書研究ではなく、物語をいただき、感謝する黙想なのだそうです。物語の中に自分をあてはめて、イエスと親しく語り合う。イエスと友達として遠慮なく話していますか?という問いかけもありました。そして読んだ箇所は、神父さんが大好きだという、マルコ6:30-31。

さて、使徒たちはイエスのところに集まって来て、自分たちが行ったことや教えたことを残らず報告した。イエスは、「さあ、あなたがただけで人里離れた所へ行って、しばらく休むがよい」と言われた。出入りする人が多くて、食事をする暇もなかったからである。

 

彼らは自分たちがやったことを残らずイエスに分かち合いました。そしてイエスのやさしさが見えてきます。休んでおいで。忙しかったからです。イエスは友だちとして全部聴いてくれました。神父さんはきびしく言います。イエスと親しさを感じていなければ、ここに来なくていいでしょ?いつ友達としてイエスと話したの?ゆっくりイエスと話したいんだヨ。ここに来れたのは当たり前じゃないんです。恵みなんだモン。

 

そして祈りました。遠慮せずに、遠く感じないでイエスと友だちになれますように。黙想の中に入るにあたり、夜、休みながらここに招いてくれたイエスとの親しさを願いましょう。と言われました。

 

わたしは聖堂でこう繰り返しました。

”イエスが招いてくださらなければ、わたしはここにはいられない。

生きていることさえできない。”

すると十字架のうえで腕をひろげていらっしゃるイエス様の姿が、突然、わたしたちをハグしようとしてくださっているように見えました。