♰ Ave Maria ♰
こんにちは。Megです。
🌹アングリカンのわたしですが、ロザリオの祈りが大好き。🌹
そんなわけで、ロザリオ関連書籍は見つけるたびに買いまして、こんなに増えました。
その中でも、易しく書かれていて、愛読している本がこちらです。
来住英俊神父著『目からウロコ ロザリオの祈り再入門』
この神父さんはロザリオの祈りを深く愛しておられるようで、ほかの目からウロコシリーズのご本でもよくロザリオの祈りをお勧めになっています。
来住神父様は、祈りに入っていくときのことを、パソコンの立ち上がりにたとえています。そして、ロザリオの祈りは、ロザリオという「もの」を使うので、その感触に導かれて祈りにすぐに入っていける=「立ち上がりが早い」というのです。面白いですね。
日常生活のなかで祈りたいという気持ちが起こったとき、まず手慣れたロザリオを取り出して、珠をつまんで繰っていきます。すると、その手の感触に導かれて心も祈りの姿勢に入っていきます。祈りを日々の生活の一部にすることが難しいのは時間が足りないからではなく、気持ちの切り替えが難しいからです。家事や商売に忙殺されたあとで、心だけを祈りに向けてととのえようとしても、容易ではありません。しかし、指がロザリオの珠を繰りはじめれば、心もととのえられていくのです。
P.4-5
ロザリオの祈りの利点は、多少気を散らしてしまったとしても、とにかく一連なら一連、祈れたという達成感があるところだとも神父様は語ります。
気が散ってしまったなと感じていたとしても、心には層があるので、その深い層のところは、指の感触と、唱えていることばに合わせて祈っているのだそうです。
ロザリオの祈りは、もし、1回のアヴェ・マリアの祈りが、気が散ってしまって60点だったとしても、一連祈る間に600点になるような、おおらかな祈り。
そして、だれかのためにとりなしの祈りをする場合も、これだけ祈ったから十分だと思うことは難しいけれど、ロザリオを何連、ときめておけば、
・どのように祈るか
・どれくらい祈るか
を考えないで集中できます。
ことばでこうなりますように、ああなりますように、と祈るよりも、
祈りの言葉のリズムに乗って、その人が神様のやわらかい光につつまれていくありさまを思い浮かべる祈り方が提案されています。
わたしは、ロザリオは祈りのばらの花冠という美しいイメージが好きなので、
アヴェ・マリアの祈り一回ごとにぽん、ぽんとかわいいお花が届けられるイメージをしています。
一連の祈り―主の祈り1回と、アヴェ・マリアの祈り10回と、栄唱(聖公会では、栄光の歌)を、こんなイメージで考えたこともあります。
イエス様がおしえてくださった、クリスチャンの祈りの基本となるお祈りで、お花を包むきれいな色の包み紙をひろげる。
マリア様にささげるそれはそれは美しいばらのお花10本…アヴェ・マリアの祈りで一本ずつお花をその上にならべていく。
そして、これらの祈りを結び、天使たちの天上でひびくたたえの歌に声を合わせて栄唱…かわいいリボンで花束を結ぶのです。
ほんとうに甘美なお祈り、ロザリオ。
大好きです。
祈りの仲間が増えてほしいです。
ほかの本のご紹介も今後していきます!
ではでは~(*^-^*)